新任担当者などインバウンド初心者に向けた『インバウンドビジネス基礎講座』を2021年5月に開講し、12週に渡り学習した第一期生が全課程を修了しました。受講者は、DMOや観光協会のインバウンド担当者の他、旅行会社や通訳ガイド、地域のインバウンド観光促進を支援するソリューション企業などから集まり、インバウンドビジネスの基礎知識を身に付け、実務に活かしたいと意欲的でした。
本プログラムでは、わずか3ヶ月という短期間で、体系的にインバウンドビジネスを学び、ステップを踏んで知識を習得した上で、戦略的な思考を身に付けることを目的としました。また、オンデマンドで受講できるeラーニングと、リアルタイムでのオンライン講義、グループワークを組み合わせたハイブリッド型研修プログラムのため、学習効果が最大化され、実践的なアウトプットの機会も得られることが特徴です。グループワークではチームごとに地域を選定し、戦略策定から商品造成、受入れから集客方法まで落とし込み、発表を行いました。
講師を務めた弊社代表の村山は、インバウンドの全体像を体系的に学べるよう自身の著書からエッセンスを再構成し、最新のデータをアップデート、ケーススタディをふんだんに紹介しながら、より実践につながるプログラムとし、コロナ禍で観光が大きく変わる中、これからの観光の在り方やインバウンド対策についても、先を見据えて戦略的に取り組むことの重要性をお伝えしました。